極楽加湿(ごくらくかしつ)とは?
2021年9月、桧家住宅が発売した加湿システム「極楽加湿」。
桧家住宅のフラグシップとも言える全館空調システム「Z空調」は 低価格、低ランニングコストで全館空調システムが導入できることで 話題になり人気です。
全館空調システムは部屋ごとにエアコンを設置しなくても1年中快適に過ごすことが でき、各住宅メーカーが特に力を入れているものになっています。
しかし、その全館空調システムの唯一の弱点ともいえるのが乾燥。 高気密高断熱の住宅に全館空調システムを搭載すると乾燥しやすい傾向にあり、 Z空調も乾燥対策が必要でした。
極楽加湿はその弱点を補うために開発され、製品化までに実に2年も掛けて完成したものです。
ここが凄い!ヒノキヤの極楽加湿5つのポイント
1.手間いらずの自動給水&24時間オート加湿
加湿器って、タンクを洗面所に持っていってふたを開けて給水する。この手間が冬は大変なんですよね。
極楽加湿が凄いのは、壁から直接本体に給水されるので、給水の手間要らずで24時間オート加湿が叶います。 洗濯機のコンセントを改良して開発した給水コンセントから、少量の水を少しずつ本体に給水していく仕組みです。
2.家中まるごと加湿
Z空調一緒に使うことで空気がしっかり循環するため、家中まるごと加湿ができます。
ワンフロアに一台で極楽加湿を設置すれば湿度43-53%をキープすることができ、 温度も湿度も快適に過ごすことが可能です。
3.メンテナンスも簡単!収納もOK!
掃除は1シーズンに1回程度でタンクの水洗いや、 水でぬらした雑巾で本体の外側を拭く程度で、 通常の加湿器とメンテナンスの手間はかわりません。 コンセント式なので、加湿が不要なシーズンは取り外して収納もできます。
4.軟水フィルターカートリッジ
水に含まれるカルキやカルシウムは加湿器の中で結晶化して目つまりを起こします。
桧家住宅が三菱クリンスイに依頼して極楽加湿専用に開発した「軟水フィルターカートリッジ」を使うことでカルキやカルシウムを98%も除去してくれます。
軟水フィルターカートリッジも1シーズンに1回交換すればいいのでメンテナンスコストも抑えられます。
5.24時間連続運転でも1日たったの63円
極楽加湿はランニングコストも安く、24時間連続運転でも一台あたりたったの63円とかなり低コスト。
極楽加湿は後付けできる?
極楽加湿は現状では桧家住宅の新規の注文で、Z空調付き住宅とのセット販売を想定しているようです。これから桧家住宅で注文住宅を検討している人に嬉しい機能になりそうです。
極楽加湿の金額
一般的な全館空調システムに加湿器を組み込む場合は数十万円かかると言われていますが、 極楽加湿は加湿器本体と周辺部品をあわせた価格は一台あたり4万920円。
設置時に給水口の工事が別途1万円ほど掛かる程度でリーズナブルに設置できます。
極楽加湿は他社のように空調システムに組み込む形ではなく、室内における加湿器なので 本体及び設置費用も安くなっています。
極楽加湿が故障した場合の保証期間
メーカー保証期間は1年になります。 保障期間後の本体の交換は、2021年9月時点で1台32,450円(税込)です。