注文住宅を検討したいけどどこのメーカーもいくらで建てられるのか、いまいちわからないですよね…?
私も注文住宅を検討し始めたとき、どのメーカーでどの位の予算で建てられるのかわからず不安だった経験があります。
ここでは、実際に私が桧家住宅の展示会場や営業担当者さんとのやりとりをした経験のなかで感じた本音を交えながらお話したいと思います。
ということで今回は、桧家住宅の坪単価や特徴について紹介します。
桧家住宅の特徴
桧家住宅は、株式会社桧家ホールディングスの注文住宅事業として展開してる会社です。
株式会社桧家ホールディングスはグループ全体の売上高1143億円とかなり大きな会社で、 2018年3月に東京証券取引所市場第一部に上場をしています。
桧家住宅の家は全棟が最高耐震等級3が標準仕様となっており、地震からの安心を軸に 家作りをしています。 「フランチャイズ制」並びに外部に下請けに出さない「直接施工」を取り入れることで 他メーカーよりも安い家作りの実現を目指している会社です。
また、Z空調(ゼックウチョウ)と呼ばれる低コスト&低ランニングコストの全館空調システムが 人気で、「桧家住宅といえばZ空調」と言われるほどです。
桧家住宅のここが凄い6つのポイント
1.安く建てられるローコストメーカー
桧家住宅はコストを抑えながら快適な家作りを目指しているハウスメーカーで ローコストながらこだわりの注文住宅を叶えてくれます。
「フランチャイズ制」「直接施工」「パッケージ商品中心」にすることで 無駄なコストを削減し、その分安くいい家を目指しています。
桧家住宅はパッケージ商品をベースに商品展開をすることで、他メーカよりは少しだけ選択の自由度を 下げる代わりに、とても選びやすいラインナップが好評で、パッケージ商品をベースにすることで更に 価格を下げることに成功しています。
2.Z空調
Z空調(ゼックウチョウ)とは、桧家住宅が開発した全館空調システムで、 夏は涼しく、冬は暖かく、一年中通して快適な戸建てライフを過ごすための注目機能です。
Z空調は桧家住宅の「高気密高断熱住宅」に、ダイキンの「空調システム」、協立エアテックの「換気システム」を 設置した24時間全館空調システムで、他メーカーの全館空調システムよりも100万円以上も安く導入でき、 ランニングコストも安い、桧家住宅のフラグシップ的システムになります。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。
3.「極楽加湿」でオート加湿
2021年9月、桧家住宅が発売した加湿システム「極楽加湿」。
全館空調システムは部屋ごとにエアコンを設置しなくても1年中快適に過ごすことが でき、各住宅メーカーが特に力を入れているものになっています。
しかし、その全館空調システムの唯一の弱点ともいえるのが乾燥。 高気密高断熱の住宅に全館空調システムを搭載すると乾燥しやすい傾向にあり、 Z空調も乾燥対策が必要でした。
極楽加湿はその弱点を補うために開発され、製品化までに実に2年も掛けて完成したものです。 自動給水機能を搭載した24時間オート加湿器で1フロアに一台置くだけで 湿度43-53%をキープすることができ、温度も湿度も快適に過ごすことが可能です。
詳しくはこちらのページをご覧下さい。
4.耐震等級3が標準仕様
桧家住宅は全棟耐震等級3が標準仕様になっています。耐震等級3は国が定める建築基準法の1.5倍の耐震強度を誇る 耐震最高等級になります。
震度6強~7レベルの1.5倍の揺れにも耐えられる性能が桧家住宅では標準仕様です。
「耐震等級3相当」という言葉で表記するハウスメーカーだと、実際に耐震等級3を確実にクリアしているわけではなく 不安を感じるケースもありますが、桧家住宅は全棟耐震等級3が標準仕様という安心があります。
5.高気密高断熱のWバリア工法
桧家住宅は発泡断熱材「アクアフォーム」を使い、家の隅から隅までスキマなく断熱材を充填します。
また、発泡断熱材以外にも屋根面と外壁面には遮熱効果の高いアルミ素材、 アクエアーシルバー、アクアシルバーウォールライトも採用し、ダブルで断熱性気密性を高めています。
6.東証1部上場
桧家住宅は株式会社ヒノキヤグループとして、2007年名古屋証券取引所市場第ニ部に上場して以来、 業績を上げ続け、2017年には東京証券取引所市場第ニ部に上場。
そして、2018年3月には株式会社桧家ホールディングスとして、東京証券取引所市場第一部に上場をしています。
桧家住宅のシリーズ別坪単価一覧
桧家住宅には主に3つのシリーズがあります。
桧家住宅のラインナップはかなり絞り込まれていて個人的には選びやすくてとても好きです。
他のメーカーだとあまりにたくさんのシリーズがありすぎて結局それぞれの良さがわかりにくいケースもあるなか、桧家住宅のラインアップはとてもシンプルなので、検討しやすいんですよね。
スマート・ワン:坪単価40万円~50万円前後
スマートワンは桧家住宅のメインシリーズです。
フランチャイズ制、直接施工などで 元々価格を抑える仕組みを作り上げてる桧家住宅ですが、更に、このスマートワンでは ある程度仕様や規格をシンプルにして、自由度を少し下げる代わりに価格もぐんと下げています。
自由度が少し下がるといってもプランは数百以上のなかから選んでいくかたちなので 建売住宅では味わえない、注文住宅の楽しさを存分に感じながら低コストで家作りが可能です。
スマート・ワン カスタム:坪単価45万円~60万円前後
スマート・ワンよりも自由度を上げて平屋、二世帯住宅、3階建てなど幅広い用途に応えた家作りが可能なのがこのスマート・ワン カスタムシリーズ。
スマート・ワンが企画型住宅ならば、こちらはセミオーダー式の自由設計住宅です。 間取りの自由度が上がる分、若干坪単価もあがります。
Smart 2:坪単価45万円~60万円前後
Smart2もスマートワン同様に企画住宅になりますが、狭い土地でも快適に暮らせるように生活空間をより広く感じられる設計が特徴です。
建築家がデザインしているので外観もおしゃれで 利便性とデザイン性、両方をバランスよく取り入れているシリーズです。
桧家住宅は値引き交渉ができるのか?
桧家住宅に限らず、注文住宅の値引きは可能です。
実際、某ハウスメーカーさんに一度も対面で会わずメールだけのコミュニケーションで、間取りや見積もりをまず作っていただきましたが、その段階でいきなり300万円の値引きをして頂けました。
一般的には決算月を狙うと値引きしやすいということはよく言われますが、決算月なんて年に1回しかない中で、そのタイミングに契約をあわせるのは至難の技ですよね?
それ以外にも値引きするのに大切なことがいくつかあります。
・必ず他社と同タイミングで相見積りをする
・値引き権限を持っている営業所長に担当してもらう
・最初の間取り要望が明確でわかりやすい
・予算感と希望がかけ離れていない
など…
このなかでも一番大切なのは、必ず他社の見積りをとるということ。
特に同じ価格帯のハウスメーカーの見積りを取っておくことが大切です。 同価格帯のライバルメーカーの見積りを取ることで、同価格帯のライバルメーカーと悩んでいるという見え方を作ることができ、なんとか値引きしてでもうちと契約してもらうおうという状態を簡単に作り出すことができます。
桧家住宅はこんな人におすすめ
なるべく低価格で今、流行の全館空調システムを取り入れてみたい人に特におすすめです。 また、間取りなど強いこだわりがないから価格が安いほうが嬉しい人にもおすすめです。
桧家住宅はこんな人にはおすすめしない
桧家住宅はある程度パッケージされた商品のみにすることで価格を抑えているので、間取り以外にも細部に こだわりたい人にとってはむかない可能性があります。
自由設計で間取りの自由度を優先したい人は他のメーカーも比較してみるといいかもしれません。
桧家グループの会社情報
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館7階 |
設立 | 1988年(昭和63年) |
資本金 | 3億8,990万円 |
売上高 | 1143億円(2020年) |
社員数 | 3,058名連結(2020年12月31日現在) |
年間販売戸数 | 約3500棟(2020年) |
公式サイト |
桧家住宅公式サイト |