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注文住宅で失敗しないための秘訣!注文住宅にかかる費用、良いハウスメーカーの選び方、値引きのコツを紹介

三井ホームの坪単価の相場価格は100万円越えも!住友林業とミサワホームの相見積りで値下げ可能

三井ホームの坪単価の相場価格は100万円越えも!住友林業とミサワホームの相見積りで値下げ可能

注文住宅を検討したいけどどこのメーカーもいくらで建てられるのか、いまいちわからないですよね…?

 

私も注文住宅を検討し始めたとき、どのメーカーでどの位の予算で建てられるのかわからず不安だった経験があります。

 

ここでは、実際に私が三井ホームの展示会場や営業担当者さんとのやりとりをした経験のなかで感じた本音を交えながらお話したいと思います。

ということで今回は、三井ホームの坪単価や特徴について紹介します。

 

三井ホームの特徴

三井ホームは高級ハウスメーカーの一つです。高級ハウスメーカーのなかでも特に デザイン性、耐震性、断熱性、空調に力を入れていて「震度7に60回耐えた家」のCMで おなじみのハウスメーカーです。

 

坪単価100万円前後の商品が多く価格は高いですが、だからこそ出来るデザインもあると実感できるほど 三井ホームのデザイン力は優れています。

 

また、地震に強い2×4(ツーバイフォー)工法を日本で最初に導入したハウスメーカーとしても有名で、「値段は高いけどとっても快適」一言で言うとそんなハウスメーカーです。

 

三井ホームのここが凄い5つのポイント

三井ホームのここが凄い5つのポイント

1.プレミアムモノコック構法による耐震性と断熱性

三井ホームのプレミアムモノコック構法による耐震性と断熱性

「震度7に60回耐えた家」というCMで有名な三井ホームは、文字通り地震対策に力を入れているハウスメーカーです。

 

その耐震技術を支えるのは、プレミアムモノコック構法。

 

プレミアムモノコック構法とは、2×4(ツーバイフォー)工法に三井ホーム独自の 「屋根」「壁」「床」「基礎」の技術を詰め込んだ耐震性と断熱性に優れた独自技術です。

 

そして、三井ホームはUa値0.41w/㎡Kの高断熱住宅です。

 

Ua値とは断熱性能を表す数値で、地域ごとに基準値が決まっています。数値が低いほど断熱性が高いという意味で、関東の基準値は0.87w/㎡K、 そして一番寒い北海道では0.46w/㎡Kが基準値ですが、三井ホームでは 北海道の基準値よりも更に低い数値を達成しており、断熱性が高い家作りができます。

 

高い断熱性能もプレミアムモノコック構法により支えられています。

 

屋根

三井ホームオリジナルのダブルシールドパネルで屋根断熱を実現します。

 

ダブルシールドパネルは、室内側の天井ではなく、外側の屋根で太陽の熱を遮断するので 屋根裏に熱がこもりません。

 

三井ホームは屋根裏部屋つくりも得意ですが、 これはこの断熱技術があるからこそ、快適な屋根裏部屋を作れるからでもあります。

 

壁材には一般的にはグラスウールと呼ばれる断熱材を100mm前後使用することが多いですが、 三井ホームのはグラスウールよりも更に優れたロックウールを厚さ140mmも使用しています。

 

グラスウールは300℃~400℃で変形し、600℃になると機能を失いますが、 ロックウールは700℃になってもほぼ変形せず、機能もキープできる丈夫な断熱材です。 これが高断熱を支える秘密の一つです。

 

床下の断熱材に一般的に使われるグラスウールよりも更に断熱性の高い MGファイバー36Kを採用しています。 MGファイバー36Kは一般的な床材に使われるグラスウール16Kよりも2倍以上の高断熱性能を持ちます。

 

基礎

独自の超剛性ベタ基礎を採用しています。マットスラブと呼ばれる三井ホームの基礎は従来の布基礎 が「線」で支えるのに対し、「面」で支える構造なので地盤への負担が小さくより丈夫な基礎になります。

 

2.圧倒的デザイン力

三井ホームの圧倒的デザイン力

注文住宅のデザイン力といえば三井ホームと言えるほど、三井ホームのデザインは洗練されています。

 

特に洋風なデザインとスタイリッシュなデザインが得意で、たとえ小さな土地でも三井ホームのデザイン力を持ってすれば、豪華な雰囲気、上品な邸宅感ある家作りが叶います。 

 

3.外壁技術

三井ホームの外壁技術

三井ホームの外観はセンスがある。その理由の一つに外壁があります。

 

最近の注文住宅は効率よく作れるように、パネルをはめ込むタイプの外壁が多いですが 三井ホームは左官職人の手で継ぎ目なく仕上げる外壁が特徴です。

 

いまでは少なくなった優秀な左官職人の技術は外壁に繊細な表情を生み出し、他のメーカーでは 表現できない高級感を演出してくれます。

 

また、下地材にはひび割れしにくい「スーパーファインクリート」を採用し、一般的なモルタルよりも 強度も耐久性も高い外壁を作ることが出来ます。

 

4.遮音性

三井ホームの遮音性

三井ホームは気密性も高いため外の騒音ストレスも軽減します。

 

国道沿いの騒音は80dbほどありますが、三井ホームの家なら45dbも軽減し、 室内では35db程度の音にしか感じなくなります。35dbとは夜の静かな住宅地程度の音なので、国道沿いに家を建てても快適に過ごせます。

 

また、2階の音を1階に伝えないよう、遮音性、衝撃音に強い床を使用しており、 特にMute50(ミュート50)という高性能な床を使うと制震パッドが歩行音を大幅に吸収してくれます。

 

5.加湿機能ありの全館空調「スマートブリーズ」

三井ホームの加湿機能ありの全館空調「スマートブリーズ」

三井ホームの全館空調は累搭載数30,000台を突破した人気の設備です。

 

一般的な全館空調は加湿機能は付いてなく、便利だけど乾燥しやすいのがデメリットのひとつでした。 三井ホームのスマートブリーズは業界初の加湿機能搭載の全館空調で、通常の湿度よりも5~10%湿度を 上げることができるので、冬場の乾燥もやわらげてくれます。

 

三井ホームのシリーズ別坪単価一覧

三井ホームには約20種類のシリーズがあります。 ハウスメーカーのなかでもかなり多めなラインナップなので、好みのテイストが見つかりやすいと思います。

 

VENCE(ヴァンス):坪単価95万円~

フランス南部に位置する地域、VENCEからその名をとったシリーズで、白い外壁がとてもエレガントな 印象です。

 

室内には「サロン」と呼ばれる多目的スペースが設けられており、これは フランスの18世紀ごろの上流階級の方たちが自分の家に人を呼び集まるときに使ったスペースを イメージしたものです。 来客時のパーティや習い事の集まりなどに快適な空間です。 2016年より販売開始のシリーズです。

 

SONOMA(ソノマ):坪単価60万円~

自然豊かなアメリカカリフォルニア州ソノマがテーマのシリーズ。 木の風合いを活かしたデザインは上品でありながらナチュラルさもあり幅広い世代に人気の シリーズです。 2015年から販売している人気シリーズです。

他のシリーズに比べると坪単価を抑えた家作りが可能です。

 

chouchou(シュシュ):坪単価80万円前後~

フレンチモダンな外観に女性が喜ぶ「あったらいいな」をたっぷり詰め込んだシリーズです。

 

「プチ・リュクス」と呼ばれるママが家事の合間にちょっと一息つける空間を設けるなど、 2010年に販売開始以降、累計3,000棟を越える三井ホームの大人気シリーズです。

 

2020年からは共働き世帯をイメージした「chou chou COOL(シュシュクール)」も新たにラインアップに 追加され、エレガントさを残しながらスタイリッシュなテイストも楽しめるようになりました。

 

LANGLEY(ラングレー):坪単価80万円前後~

「暮らしの四季を、綴る家」がテーマのこのシリーズは2018年より販売開始されました。 自然が美しいカナダのラングレーから名づけられたこのシリーズは、リゾート感溢れる雰囲気が特徴的です。

 

「ラナイ」と呼ばれるリビングとベランダの中間のような半戸外空間があり、室内にいながら外にいるような開放的な 時間を楽しめます。

 

Lucas(ルーカス):坪単価70万円前後~

ラテン語で「光」を意味するルーカスシリーズは光溢れる家作りが叶います。

 

スカイルームと呼ばれる2階リビングには天井窓からたっぷり降り注ぐ光、 屋外には「スカイラナイ」と呼ばれる半戸外空間があり、室内にいながら外にいるような開放的な 時間を楽しめます。 2019年より販売開始の人気シリーズです。

 

GLACENA(グラセナ):坪単価100万円前後~

海沿いの豪華な邸宅のような広くて大きい大間口な窓が魅力のシリーズです。 心地よい開放感と共にくつろげる空間は三井ホームの技術とデザインが詰まっています。

 

その他のシリーズ

SCALA(スカーラ) スキップフロアで開放的な家が作れるシリーズ
GranFree(グランフリー)  三井ホーム独自の「Gウォール構法」で強度を保ちながら50畳の大空間も可能なシリーズ
 Lascene(ラセーヌ)   欧米のクラシックデザインを現代らしくアレンジしたシリーズ
 TudorHills(チューダーヒルズ) イギリスのチューダー王朝時代のテイストを再現した時代に左右されない邸宅
HakuA(ハクア) シンプルで洗練されたモダンホワイトな外観が特徴のシリーズ
the MANOR(ザ・マナア)  気品ある重厚な佇まいが魅力のシリーズ
Avan-Corte(アバン・コルテ) 中庭がある暮らしがテーマのシリーズ
WESTWOOD(ウエストウッド)  アメリカ風な三角屋根が特徴のシリーズ 
heurtley(ハートレー) プレーリースタイルと呼ばれる水平ラインのデザインの美しさが魅力のシリーズ
PHIL-COURT(フィルコート)  ヨーロッパの邸宅のようなフレンチスタイルのデザインで中庭を活かしたシリーズ 
Spanish(スパニッシュ)  開口部のアーチが素敵なスペインの伝統的な邸宅を感じさせるシリーズ
Oakley(オークリー) 木製の柱の風合いをデザインに溶け込ませた自然と調和したシリーズ
Twin Family ⅲ(ツインファミリートロワ)  快適な二世帯住宅を実現するためのシリーズ
Laisonte(レゾンテ) シンプルモダンでありながら個性が光るデザインシリーズ

 

三井ホームは値引き交渉ができるのか?

三井ホームは値引き可能です。

 

三井ホームのライバルメーカーは住友林業やミサワホームになりますが、 この辺りのメーカーを同時並行で検討しておくと、大きな値引き交渉もしやすくなります。

 

また、三井ホームは発注する大工さんたちに年間を通して安定して仕事を依頼できるように 月ごとに発注量のバラツキが出ないように心がけているので、着工のタイミングをちょっと早めたりちょっとずらしたりなど、三井ホームのスケジュールにあわせることが出来るケースは更に割引も可能です。

 

具体的な割引額は、そのときの状況と交渉次第ですが、 本体工事価格で5000万円前後の物件でしたら、6%~10%、金額で言うと300万円~500万円は値引きの可能性はあります。

 

三井ホームはこんな人におすすめ

デザインも耐震性も大手の安心感もすべて欲しいという人におすすめです。

 

全てを手に入れるということはやはりそれだけ値段はかかってきますが、価格は多少高くても 一生に一度に買い物なら全て満足したものを作りたいひとにおすすめです。金額的に手が届きそうでしたら、やはりローコスト系のメーカーよりも理想が手に入りやすいと感じます。

 

三井ホームは過去45年以上にわたって、地震の揺れで修復不能になった家はありません。 また大地震が発生するたびに被害地域の全棟調査をおこない、被害状況を記録し大学や研究機関にデータ提供、公表しながら更なる安全性の高い家作りを追求し続けています。

 

このように被害状況を公表して研究に活かしているのは、大手メーカーで三井ホームだけの試みです。 安心感、信頼感はこういった姿勢からも感じられますよね。

 

三井ホームはこんな人にはおすすめしない

一番のネックは価格かもしれません。三井ホームのデザインは本当に素敵で憧れる人も多いですが、富裕層の方がメインターゲットなので、私のような一般庶民にはちょっと手が届かないと感じることも。

 

そんなときは、耐震性能はもう少し安いメーカーでも力を入れているところは多いので、 耐震性能がしっかりしている安いメーカーのなかで、自分の好みに合うデザインのテイストがある メーカーを探してみるといいかもしれません。

 

三井ホームの会社情報

本社所在地 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 新宿三井ビル53階
設立 1974年10月11日
資本金 139億70万円
売上高 2,388億1,800万円(2019年3月期)
社員数 2,175名(2021年4月1日現在)
年間販売戸数 約2500棟(2020年度)

公式サイト

三井ホーム公式サイト

 

実際に三井ホームさんの担当さんとやりとりしてみた感想

一言で言えば、ちゃんとした会社。という印象です。

 

ローコスト系のハウスメーカーだとたまにゴリゴリ売ることしか考えていないような営業さんもいますが、 三井ホームさんの営業さんは、不必要に契約を急かそうとせず、他社を批判することもなく 自分達のよさを伝えてくれました。

 

メーカーによっては、根掘り葉掘り我が家の状況を聞くばかりの人もいましたが、そういうのって 信頼関係が築けてから自然と会話が広がって、話していくものですよね、本来。

 

そういう意味で、三井ホームさんは初対面のときの距離感がとても心地よく、担当してくださった方の性格もあるとは思いますが、社内教育もしっかりされているんだろうなあという安心感を持つことができました。

 

我が家は金額的にちょっと手が届かなそうでしたが、お金に余裕がある人は三井ホームで作りたいと 思う人はきっと多いと思います。