後悔しない!注文住宅

注文住宅で失敗しないための秘訣!注文住宅にかかる費用、良いハウスメーカーの選び方、値引きのコツを紹介

住友不動産の坪単価と相場価格は50万円~90万円。見積り値引きもできます

住友不動産の坪単価と相場価格は50万円~90万円。見積り値引きもできます

注文住宅を検討したいけどどこのメーカーもいくらで建てられるのか、いまいちわからないですよね…?

 

私も注文住宅を検討し始めたとき、どのメーカーでどの位の予算で建てられるのかわからず不安だった経験があります。

 

ここでは、実際に私が住友不動産の展示会場や営業担当者さんとのやりとりをした経験のなかで感じた本音を交えながらお話したいと思います。

 

ということで今回は、住友不動産の坪単価や特徴について紹介します。

 

住友不動産の特徴

六本木の泉ガーデンタワーやシティタワーシリーズやドゥ・トゥールなどオフィスビルや高級タワーマンション を数多く手がける住友不動産は注文住宅分野でも先進技術やデザインを提案してくれるハウスメーカーです。

 

スタイリッシュなデザインと高級マンション同様のハイセンスな設備を標準装備した注文住宅は大手ハウスメーカーのなかでも 一際目立つ魅力です

 

また、大手ハウスメーカーのなかでは比較的手の届きやすい価格帯で提案してくれるのも特徴です。

 

住友不動産のここが凄い5つのポイント

住友不動産のここが凄い5つのポイント

1.スタイリッシュなデザイン力

住友不動産の注文住宅メリットはスタイリッシュなデザイン力

住友不動産のタワーマンションってスタイリッシュでオシャレですよね。 同じように注文住宅もすごくオシャレです。

 

グッドデザイン賞を何度も受賞するなど都市型スタイリッシュなデザインは 他のメーカーでは出せない魅力が詰まっています。このデザインだけでも住友不動産で家を作りたいと感じる人もいるはずです。ほんとかっこいい。

 

2.大手だけど比較的安い

住友不動産の注文住宅メリットは大手だけど比較的安い

住友不動産は大手ハウスメーカーのなかでは比較的安く良心的なお値段です。

 

住友不動産は注文住宅以外にもマンション建設を多く手がけているので、水周りの設備などを スケールメリットを活かして設備を安く仕入れられます。

 

また、住友不動産は注文住宅のCMや宣伝をあまりしないので、その分コストも抑えられて 値段を抑えることができるそうです。 実際、住友不動産ってマンションのイメージは強いですが、戸建てもやってるって知らない人も 多いですよね。

 

3.標準仕様が高級マンションレベル

住友不動産の注文住宅メリットは標準仕様が高級マンションレベル

高級タワーマンションをたくさん手がける住友不動産は 注文受託にも高級マンション仕様の設備を標準仕様にしています。 戸建てでもラグジュアリーな雰囲気を楽しむことができます。

 

4.地震にも火にも強い

住友不動産の注文住宅メリットは地震にも火事にも強い

住友不動産は地震にも火にも強い様々な工夫を注文住宅に採用しています。

 

2×4工法(ツーバイフォー工法)

ローコスト系のハウスメーカーは木造の組み立ての際、木造軸組工法を採用していますが、これはコストは 抑えられますが、揺れなどの負荷がきたときに荷重が一点に集中しやすい弱点もあります。

 

木造軸組工法は 組み立ての際の細かな法的ルールはなく、各社によって質も様々です。 一方、2×4工法は線と点ではなく、床面、壁面、天井面の6つの面で支える仕組みの為、揺れの際に負荷を 効率的に分散できます。

 

また、2×4工法は組み立てのルールも決まっているので、メーカーごとの違いが生まれにくい 安心感もあります。住友不動産では、2×4工法よりも更に強い2×6工法も選ぶことが可能です。

 

スーパーパワーウォールSPW構法

こちらはオプションになりますが、 地震に強い2×4工法をより強固にするために採用されているのがこのスーパーパワーウォールSPW構法。

 

これは、ツーバイフォー工法に更に一枚壁を追加することで耐震性能をアップさせる仕組みです。 一般的な木造軸組工法が80だとすると、2×4工法は100、スーパーパワーウォールSPW構法は130と 木造軸組工法の1.6倍、2×4工法の1.3倍も強度が増します。

 

ニューパワーキューブ

こちらもオプションにはなりますが、住友不動産が特許を持つ制震技術で地震時の建物の変形を低減できます。

 

ニューパワーキューブは基礎と一体化したL型の鉄筋コンクリート壁(RC壁)とその壁の上に制震装置を設置する 仕組みです。こうすることで木造住宅でも建物の変形を最大55%も低減することができます。

 

5.耐震等級3&長期優良住宅が標準対応

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ローコスト系のハウスメーカーだと、耐震等級3や長期優良住宅に対応していなかったり、 対応していても一部のシリーズだけだったりとメーカーによってバラツキがあります。

 

住友不動産は耐震等級3&長期優良住宅が標準対応なので、安心して家作りができます。また、住友不動産の注文住宅は断熱性の高いグラスウールをたっぷり使用しています。

 

遮熱性の高い「透湿・防水・遮熱シート」も使うことで次世代省エネ基準をはるかに超える省エネを実現しています。

 

住友不動産のシリーズ別坪単価一覧

住友不動産には主に4つのシリーズがあります。

1.PREMIUM・J series(プレミアム・ジェイ・シリーズ):坪単価60万円~90万円前後

未来都市のような圧倒的なデザインセンス、住友不動産の人気ジェイシリーズのなかでも 高級感溢れるラインです。都市型美術館のような佇まいはシルエットだけで心奪われる存在感です。

 

2.J・URBAN series(ジェイアーバンシリーズ):坪単価50万円~90万円前後

住友不動産のなかでも特に人気のシリーズがこちら。 都市型の洗練されたスタイリッシュなデザインはタワーマンションの世界観をを一戸建てにしたような 現代的な外観が印象的です。

 

ジェイアーバンシリーズには9つのラインナップがあります。

 

ジェイアーバン

シンプルにスタイリッシュな住空間

ジェイアーバンコート

中庭(コート)が中心に広がる暮らしがコンセプト

ニューアーバンコート

中庭、半外バルコニー、ルーフバルコニーを立体的に構成した開放的なシリーズ。

ジェイルコンテ

小屋裏空間や床下空間などスキップフロアを上手に使ったシリーズ。

ジェイアーバンライト

屋内でも屋外にいるような中庭を採用したプライベートパティオがコンセプト。

ジェイアーバンスリー

都会の狭い土地でも快適に暮らせる3階建ての理想を追求したシリーズ。

ジェイスカイ

まるで平屋が天空に浮かんでいるような、1階と2階のデザインをくっきり分けた美しいデザインが特徴。

ジェイアーバントラッド

伝統的な切妻屋根のシルエットが特徴なシリーズ。風力発電、太陽光発電を取り入れています。

ジェイアーバンクリスタ

家の中に離れ部屋を採用した自分だけの空間が特徴のシリーズ。 アトリエやサロンなど様々な用途に使えます。 それぞれでデザインやコンセプトが少しずつ違うのでお好みのデザインが簡単にみつかります。

3.J・RESIDENCE(ジェイ・レジデンス):坪単価60万円~90万円前後

天然木を軒裏にもふんだんに使用した落ちついた高級感が魅力のこのシリーズ。 天井高最大2.7mで明るく開放的な室内を作ることができます。

 

上品で拡張あるデザインなのに主張しすぎない落ち着きあるデザインは グッドデザイン賞も受賞するのも当然のシリーズです。

 

4.邸宅型住宅シリーズ:坪単価50万円~90万円前後

世界各国の伝統的な住宅スタイルをコンセプトにしたシリーズで、 たくさんのバリエーションのなかかから選ぶことができます。

 

地中海を意識した「コート・ダジュール」、アメリカ邸宅を意識した「アメリカン 」など外国のテイストはもちろん、和風のテイストを織り込みながら現代にあう 洋風デザインにしたジャパニーズスタイルも魅力です。

 

住友不動産は値引き交渉ができるのか?

住友不動産に限らず、注文住宅の値引きは可能です。

 

実際、某ハウスメーカーさんに一度も対面で会わずメールだけのコミュニケーションで、間取りや見積もりをまず作っていただきましたが、その段階でいきなり300万円の値引きをして頂けました。

 

一般的には決算月を狙うと値引きしやすいということはよく言われますが、決算月なんて年に1回しかない中で、そのタイミングに契約をあわせるのは至難の技ですよね?

 

それ以外にも値引きするのに大切なことがいくつかあります。

 

・必ず他社と同タイミングで相見積りをする

・値引き権限を持っている営業所長に担当してもらう

・最初の間取り要望が明確でわかりやすい

・予算感と希望がかけ離れていない

など…

 

このなかでも一番大切なのは、必ず他社の見積りをとるということ。

 

特に同じ価格帯のハウスメーカーの見積りを取っておくことが大切です。 同価格帯のライバルメーカーの見積りを取ることで、同価格帯のライバルメーカーと悩んでいるという見え方を作ることができ、なんとか値引きしてでもうちと契約してもらうおうという状態を簡単に作り出すことができます。

 

こんな人におすすめ

大手の安心感とオシャレな外観の優先順位が高い人、そのなかでも予算はある程度抑えて検討したい人にすごく おすすめです。

 

大手ハウスメーカーはどうしても高価格になりがちですが、住友不動産は比較的買いやすい価格で検討でき、 高級マンションのようなスタイリッシュな外観とラグジュアリーな水周りなどがオプションなしでも標準仕様で充分に楽しめるのが魅力です。

 

こんな人にはおすすめしない

最近流行の高気密高断熱を第一優先に考えたい人は他のメーカも検討してみるといいかもしれません。

 

住友不動産は家のバランスを重要視していて、本来の木造住宅の特徴でもある木の呼吸も大切にしています。高気密高断熱を目指しすぎると通気性が悪くなるので24時間セントラル換気システムで人工的に通気性を 確保する必要があります。

 

住友不動産は程よい通気性を確保しながら快適な住まい作りを意識しているため、 オプションで選択はできるようですが、一条工務店などのような24時間セントラル換気システムを前提とした高気密高断熱を積極的には提案していません。

 

高気密高断熱の考え方は人それぞれですが、もしも優先度が高い人は他メーカーも検討してみましょう。

 

住友不動産の会社情報

本社所在地 東京都新宿区西新宿二丁目4番1号
設立 1949年12月1日
資本金 122,805百万円 (2021年3月31日現在) 
売上高 917,472百万円(2021年3月31日現在・連結)
社員数 13,530名(2021年3月31日現在・連結)
年間販売戸数 約2700棟(2021年通期予想) 

公式サイト

住友不動産公式サイト

 

 

実際に住友不動産さんの担当さんとやりとりしてみた感想

ローコスト系のハウスメーカーさんと比較すると住友不動産の営業マンは余裕のある接客をしてくれます。無理に契約を迫るようなそぶりは一切無いですし、自社の良さを淡々と丁寧に説明してくれました。

 

決して自社の自慢ではなく、一般的な大手ハウスメーカーとローコストメーカーの違いについて例えば なぜ大手メーカーはどこも木造住宅で高気密高断熱を強く押し出さずに展開しているのかなど ローコスト系メーカーだけ回っていたら決して知ることができないような情報も教えてくれます。

 

もちろんそれ自体も営業トークの一つではあるのですが、どんなことにもメリットデメリットはあるという視点は とても参考になるし大事なことだなと感じました。

 

間取りの提案力もやはり高く、使いやすく上品な家が建てられそうだなという印象を持ちました。 ローコスト系で検討している人も住友不動産は意外と手が届く可能性のあるハウスメーカーですし、 大手ハウスメーカーならではの視点で家作りの考えを提案してくれるので、視野を広げるためにもお話を聞いてみると すごくいいと思います。